【これで安心】インドネシアへの入国手続き

先日、弾丸インドネシア旅行をしてきました。これが初の一人海外旅行。一人で行けてしまった達成感と、さらに結婚が遠のいてしまった感でいっぱいの経験となりました。
インドネシアに限らず入国審査は少し緊張するものですが、一人の場合は緊張も一入。備忘もかねて本記事にインドネシアの入国審査手続きをまとめておきます。
この記事を読むメリット
- インドネシアの入国手続きの流れがわかる
- 事前に流れを把握しておくことでスムーズに手続きを進めることができる
目次(入国手続きの流れ)
- ビザの取得
- 入国審査
- 荷物のピックアップ
- 税関検査
- (参考)両替
ビザの取得
ビザとは?
ご存じの方も多いかと思いますが、簡単におさらいです。
ビザ(査証)とは、いわば入国するためにに必要な許可証のことです。ビザを取得するということは、その国に自分の入国を許可してもらう、ということです。
*クレジットカードブランドの「VISA」とは関係ないですよ!(当初自分は勘違いしてました)
一部の国には日本人向けにビザ免除の制度を設けていますが、インドネシアと日本の間にその制度はなく、インドネシア入国に当たってはビザの取得が必要です。
インドネシアのビザ取得方法
取得方法は以下の2通りがあります。
*この記事では、一般的な旅行時に取得する「インデックスB:到着ビザ」を想定しています。
1.オンラインで事前申請(e-VOA)
- e-Visa申請のサイト(こちら)にアクセス
- 必要事項を記入し、顔写真をアップロード
- クレジットカードでビザ費用(2025年2月時点で50万ルピア。日本円で約4,500円)を支払う
- 申請が承認されたらビザをダウンロードして印刷しておく
2.到着した空港内のカウンターで申請(VOA)
- 現地の空港到着後、ビザ取得カウンターに並ぶ
- カウンターの担当者の案内に従い、必要な情報を端末に入力する
- ビザ費用(2025年2月時点で50万ルピア。日本円で約4,500円)を支払う
- 申請が承認されたら渡されるQRコードを保管しておく
*2025年2月時点の情報です。ビザの渡され方は変更となる可能性があるためご注意ください
*QRコードは紛失に備えて、スマートフォンで撮影して画像として控えておくことをお勧めします
どちらも手続き自体は簡単ですが、スムーズに入国審査をするのであればオンラインで事前申請をしておくことをお勧めします。
ちなみに、私はビザの存在をすっかり忘れており、現地のカウンターで慌てて手続きしました。国によってはそもそもその時点でアウトだったかもしれません。恐ろしい。
入国審査
入国審査とは?
こちらも釈迦に説法かもしませんが簡単におさらいです。
入国審査とは、字のごとく、その人を入国させてもよいかどうかの審査です。
一般的には入国の目的や滞在予定を確認することで入国の可否を審査します。
インドネシアの入国審査
ゲートにいる審査官にパスポートを提示し、目的や滞在場所についての質問に答える、というのが一般的な手続きかと思いますが、インドネシアでは機械による自動的な審査でした。
インドネシアの入国審査の流れ
- 機械がずらっと並んでいるので、その列に並ぶ
- 駅の改札のようなゲートが開いたら審査場所に進む
*足元に立ち位置が示されています - パスポートの写真ページを開き機械にかざす
- マスクや帽子等を外し、写真を撮影する
*自動的に撮影されます - 審査が完了したらゲートが開き、先に進む
以上です。ご覧の通り、滞在の目的や場所を説明することなく、自動的に審査してくれます。
*実際にはビザを取得する際に申告しているため、入国審査時に改めて申告する必要がない、という理解です。
手続きは非常に簡単なのですが、ここで注意すべき点があります。
めちゃくちゃ入国を拒否されます。
⑤の手続きの際にゲートが開かず、赤いランプがつき、「やり直せ」の命令が表示されます。
自分もしっかり拒否されてめちゃくちゃ焦りましたが、よく周りを見てみるとみんな拒否されています笑
それほど珍しいことではないようなので、拒否された場合は落ち着いてもう一度並びなおし、入国審査をしましょう。何に引っかかっていたのかはわかりませんが、自分は5回くらい挑戦して無事に入国できました。
荷物のピックアップ
国によらず、飛行機に搭乗する際に荷物を預けた場合は忘れずに荷物をピックアップしましょう。
自身が搭乗していたフライト番号の荷物が流れるレーンを確認し、荷物を待つだけですが、一点注意。荷物が流れるレーンの速度がめっちゃ速いです。自分はスカルノ・ハッタ国際空港を利用したのですが、体感で日本の1.5倍くらい速く、荷物をピックアップしきれず周りの人にぶつけてしまう人もちらほら。気合を入れて臨みましょう。
税関検査
税関検査とは?
入国時に持ち込む物品がその国の規制に反していないかを確認する手続きです。
テレビ番組「世界まる見え!テレビ特捜部」なんかで様子を見たことある方も少なくないのでは。(私の中では小さいころから何だかんだ見てしまう番組の1つです)
あんな大騒ぎになることはめったにないと思いますが、うっかり法を犯すことがないようきちんと準備しましょう。
インドネシアの税関検査
インドネシアでは事前の電子で申告をする必要があります。
- こちらのサイトから個人情報および持ち込む金品について申告
- 発行されるQRコードを控えておき、税関検査の列に並ぶ
*事前にスクリーンショットしておくなど、すぐに提示できるようにしておきましょう - 税関検査官が持つ端末にQRコードをかざす。
税関検査が終われば入国時に必要な手続きはすべて完了です!お疲れさまでした!
(参考)両替
税関検査を終えて進むと、空港内のお店が並ぶエリアに出ることがほとんどかと思います。
もちろんその中に両替所もあるのですが、自分が利用したスカルノ・ハッタ国際空港は4店舗くらい並んでいました。空港以外にも両替できる場所はあるのですが、自分は面倒なのでここで両替することにしました。(多分レートは空港以外のほうが良いのでご注意ください)
4店舗ほどありますが、微妙にレートが違います。何となく損した気分で旅行をスタートするのももったいないので、一通りレートをチェックしてお店を選ぶことをお勧めします。
ちなみに自分は3,000円分交換しました。2泊3日の滞在でしたが十分過ごすことができました。ジャカルタ市街では基本的にカードを使用できたので、それほど現金を用意しなくても大丈夫かと思います。
まとめ
インドネシアの入国審査の流れのおさらいです。
- ビザを取得する
- 入国審査をする
- 荷物をピックアップする
- 税関検査を受ける
スムーズに手続きを済ませるために、以下の点をチェックしておきましょう!
- 入国審査の流れを把握している
- ビザの申請が完了している
- 税関申告の準備ができている(申告するサイトのURLを把握している)
1つ1つの手続きは特別難しくありませんでした。落ち着いて備えて、是非インドネシア滞在の良いスタートを切ってください!